一粒のコーヒー豆の価値を知る

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コーヒーの豆の相場って知ってますか?

生豆ではなく
一般の人が買う状態
つまり焙煎が終わっているコーヒーの。

大体、100gで数百円~数千円まで様々です。

買うときにどれにしたらいいのか
判断に困りますよね。

値段が高いほうが美味しいだろうとか、
酸味や苦味などのバランスが書いてあれば
それを参考にしたり・・・

実際にそうやって買って
家に帰って抽出してみたらどうでしたか?

 

思ったような味がでましたか。

その時良かったと思っても
いつも良かったとなりますか?

値段の高いほうが美味しいコーヒーと
思える結果が出てますか?

 

コーヒー1杯の豆の量

コーヒー1杯の豆の量はどのくらい使っていますか。
ペーパードリップですと
10~12gというのが一般的です。

僕は15g使っています。

この豆一粒一粒に様々な成分が入ってるのです。
15gといえば結構な量です。
入っている成分を全部出してしまえば
かなり飲みにくいドロドロのコーヒーが出来上がります。

成分の選択、量の調整をしないと
美味しいコーヒーは望めないです。

 

一粒の豆の価値

ここで一粒の豆の価値を考えてみたいと思います。
南米例えばブラジルの豆は
地球の裏側からやってきたことになります。

コーヒーの生産ができるのは
コーヒーベルトと呼ばれている
赤道を中心とした暖かい国です。

 

現在では少しずつ変わってきましたが
貧しい後進国が多いです。

生活のために必死に働いて
後進国であるがために
力の強い先進国に安い価格で引き取られ
辛い思いをしています。

これをなくそうとしているのが
フェアトレードですね。
「公平な立場での貿易」です。

 

少しでもお金になるように
必死で働いて作られたコーヒーの実。

少しでも高く買ってもらえるように
栽培や生豆への加工方法に手間をかけられます。
彼らのひたむきな努力が影にはあるのです。

買い付けや焙煎師の「少しでもいいものを」の
想いでコーヒーは
私たち調理人(ドリッパー)の元へとやってくるのです。

 

その旅路は長くそして遠いです

この距離と携わってきた人達の想いを知るべきです。

皆さんの想いと、声が聞けるならば豆の想いを
考えて感じることが大事です。

「豆一粒」

この中にどれだけの想いと
癒しの成分が入っているのか。

それを知った上で
私たちは最終責任者として
コーヒーの抽出をすべきなのです。

 

時には抽出作業の前に
豆の粒を落としてしまって
飲むことができなくなることがあります。

「ごめん・・・」
豆に対して本当に申し訳なく思います。

ここまで、はるばるやってきたのに・・・
このままゴミ箱に捨てられるために
生まれて来たのではないのに・・・

生産者や焙煎師の
「私たちの努力が無駄になったのね」
という声が聞こえそうです。

 

コーヒー豆一粒の価値を理解して欲しいのです

1粒のコーヒーが旅してきた間のことを想像してみよう。

抽出がうまくいっていないということは
つまり美味しい成分を取り出せていない。
美味しくない成分の方を取り出している。

美味しい成分を豆から取り出せずに
出し殻の中にいっぱい残して
ゴミ箱に捨てているということなのです。

なんて勿体無い。
なんて罪作りなんだろうって。

 

皆さんが考えている以上に
一粒の豆が持っている力は凄いです。

うまく出たと思っても
まだまだ半分ぐらいだと思ってもいいでしょう。

コーヒーはもっともっと美味しくなる。

それは生産者も努力してるし
加工業者も同じ。
何故、我々調理人だけが自分の腕を磨こうとしないのか?

何度でも言います。
私たちは最終責任者なのです。

全ての結果をひっくり返して
台無しにするのは抽出という行為なのです。

もっと豆のことを考えてあげましょう。

 

 

何がご質問があれば、こちらからお問い合わせください。

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