コーヒーの味が毎日変わってしまう理由とは

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美味しいコーヒーを抽出する為に
まず、知っておかなければいけない
大事なお話しをしたいと思います。

こんなに大事なのに
基本中の基本なのに
分かっていな人たちがいます。

まず、「抽出とは何か」を知ってください。

抽出とはいったいどういうことなのか?

抽出とは、
コーヒー豆の中に入っている味(成分)を
お湯を使って外へ引っ張り出すことです。

間違っても
お茶漬けの素やインスタントコーヒーのように
コーヒー豆が溶けるのではないですよ。
レギュラーコーヒーですから。

こんな経験はないですか?

同じ産地の同じ豆で
焙煎も同じ時にしたものなのに
「昨日と味が違う」。

もっと言えば
「さっきと味が違う」。
「淹れる人によって味が違う」。

いったい何故、こんなことが起こるのでしょうか。

周りの環境で味が違って感じるのでしょうか?
スタバの店内で流れてる音楽が今日はジャズだから・・・
なんてこと言ってはダメですよ。

ここでは、何故同じ豆なのに
違う味のコーヒーが出来上がるのかについて
お話いたします。
知らない人は、しっかりと理解してくださいよ。

コーヒーの成分について考えてみよう

まず、
先程の抽出する人によって味が違う
またはその人の気分によっても味がちがう
とよく言われますが、
これは、正解でも不正解でもあります。

それを考える上で
大前提で知っていただきたい知識があります

これを知らないと
コーヒー豆とお湯しかない本当にシンプルな材料から
様々なコーヒーが出来上がってしまう
理由の説明ができないです。

コーヒー豆の中にはたくさんの味=成分があります

それは何千種類と言われていますが
これを大きく二つのグループに分けることができます。

「美味しい成分」と「美味しくない成分」

これは品質の高い豆だろうと低い豆だろうと、
ブラジルの豆だろうとアジアの豆だろうと
栽培の農園がちがおうと、
焙煎士が違おうと、
どの豆にも両方の成分が入っているものです。

いいですか、
「美味しい成分」も「美味しくない成分」も
どちらも必ず入っています。

何が引っ張り出されたかによってコーヒーの味が決まるのです

これを抽出の技術でコントロールするのです。
もう少し具体的に言えば、
お湯をコントロールするのです。
ポットからドリップするお湯をコントロールして
「美味しい成分」をより多く、
「美味しくない成分」をより少なく
抽出すればいいのです。

つまり、
どうしていつも味が違ったコーヒーが出来上がるのかの答えは、
「味の成分のコントロールが出来ていないため」です。

世の中には
「美味しい成分」ほとんど無しで、
「美味しくない成分」ばっかりのコーヒーが
いっぱい存在しています。

あなたもお湯のコントロールが出来れば
「美味しい成分を出して
美味しくない成分を閉じ込める」事が出来ます
そうすればどんなコーヒーになりますか。
間違いなく美味しいコーヒーになります。

だとすると
どんな豆でも同じ味になるの?
聞く人がいるかもしれませんね。
いいえ、そうはなりません。
豆それぞれにもっている成分の特徴があります。
ですが、
「美味しい成分」と「美味しくない成分」に分けることができます。

成分の特徴もあるし、
バランスも違いますが、
どこまで行っても
「美味しい成分」と「美味しくない」成分の2つに分けることが出来るのです。

豆にお湯がかかったからといって
全部の成分が抽出されるわけではないのです。

コーヒー成分のバランス

「コーヒーの美味しいお店」と
紹介されているお店でよくあるのですが、
美味しいコーヒー=濃いコーヒーという
考えを持っているオーナーがいます。

濃いコーヒーも旨みが濃いならいいのですが、
ほとんどの場合、
「濃いコーヒー」というより「きついコーヒー」です。
そして、
きついコーヒー=まずいコーヒーだったりします

こういうコーヒーは
濃いからといって
薄くしても美味しくはなりません。
お湯で割って薄くして飲んでも
苦いものは苦いです。
お湯っぽくはなりますが・・・
元々、「美味しくない成分」が沢山出てるのですから。

本当にリラックスを味わいたいなら
旨味をどう増やすか。
雑味をどう減らすか。
この2点のバランスを一番に考えるべきなのです。

最終的にはこの成分とお湯の量のバランスも
関わってきますが、
成分のバランスの方がずっとずっと大事です。

ペーパードリップの抽出時間は1分半~2分

その豆の持っている
「雑味」をいかに抑えながら
「旨味」を最大限に引き出すために、
豆の変化を見ながら
的確に豆にお湯を与えていく。

それがハンドドリップの根底にあるものです。

何故、味が変わるか分かりましたか。
成分コントロールが出来ていないのです。

何がご質問があれば、こちらからお問い合わせください。

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